フィルム剥がし(詳細バージョン動画付き)

糊の残り方や糊の状態によって様々な剥がし方(糊の除去方法)がありますが、下記にてご紹介する方法はその一例です。

マークX リアガラスの剥がし作業

フィルムを剥がすとガラスに糊が残りました。
糊残りの状態で一番多いかと思います。

曇りガラスのようにザラザラ?けば立った?状態です。
フィルムを剥がす際の注意としては大きく2点あります。
1、引っ張る角度:ガラス表面に対しなるべく直角に。
  経験上一番糊がガラスに残らない角度です。
2、ゆっくりと引っ張る。
  早く引っ張ると「ビーーーーーッ!」と音をたててフィルムは勢いよく剥がれ、向こう側がきれいに見える…状態に。
  でも、これは糊がきれいに100%ガラスに残っており表面がツルツルな状態になってしまいます。
  この状態では剥がし作業がより困難になりますので、じれったいでしょうがゆっくり丁寧に剥がしましょう。
  そしてリアガラスなど大きい面積の場合は1枚をいっぺんに剥がそうとせず、何回かに分けて作業します。
  そうする事で引っ張る際の力が少なくて済みます。
  今回の車の場合、3分割で横方向に剥がしました。

真冬など極寒時はヒートガンで温めるか陽に当てるなどしてガラスを温めながら作業する事で剥がしやすくなる場合が多いです。

まずは上記の事に注意してフィルムをガラスから剥がします。


次にボンスターのスチールウール000番と強力糊剥がし剤で糊を溶かしながらこそぎ取ります。
スチールウールはその名のとおり「鉄の羊毛」のような物で、この組み合わせは糊除去の最強アイテムと思っています。
※強力糊剥がし剤が入手できない場合はシリコンオフ系でも代用できますが揮発が早くて量を使うのと吸引量が多くなるので気を付けましょう。

ではまずはスチールウールと強力糊剥がし剤で擦る動画を見てください。
力はあまり必要としませんが、糊の量によってはすぐに目詰まりしますので落ちが悪いと感じたら裏返したり交換するなどしてください。



この作業を地道に続けて全部やるとこのようにきれいになります。
外が明るいと熱線の表面やセラミック(黒い)部分を見落としますので強力なライトを当てて良く確認してください。



外から見てもこのとおり…






ここからは画像で紹介!!

フィルムを剥がしたらこんな感じに・・・( 一一)




曇りガラスのように…




ボンスター「000番」のスチールウール




強力糊剥がし剤




たっぷりと染み込ませる




擦る…




溶ける…




溶ける…




目詰まりしたら割いて綺麗な面を出して擦る…




ほぼほぼきれいになったらペーパータオルに変えてふき取る…ふき取る…ふき取る…




きれいになった(^^♪






仕上げに油膜取り剤で擦る…擦る…擦る…






最後にきれいなウエス・タオルなどで拭き上げ終了です!


※ガラスによってはご紹介の方法ではうまく除去できない場合やキズが入ったり表面の加工の剥離が起こる場合がございますのでご自分で試す方は自己責任でお願いします。

ご自分での作業に自信がない方はご利用ください。


剥がし糊除去料金


※状態により割増の場合があります。

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