ヘッドライトリペア

近年のヘッドライトはガラス製に変わり樹脂製(ポリカーボネート)が多く採用されています。デザインの自由性がある代わりにガラス製では起きない「劣化」が比較的短期間に発生してしまうのが現状です。


【研磨】
劣化の初期では表面のハードコート層の「横変」が見られます。この段階での処置としては溶剤クリーニングやポリッシャーによる研磨のみで綺麗になります。作業時間はおおよそ30分以内です。

劣化の中期では「横変したハードコート層の剥離・ひび割れ」等がみられます。この段階での処置としてはハードコート層を剥離する必要がありますのでペーパ研磨でハードコート層を全て除去します。この作業で一旦ライト表面が白濁(すりガラス状)になりますのでペーパーの番手を上げながらできるだけクリアに近い状態にします。ポリッシャー研磨可能な状態までになったところでポリッシャーによる研磨に移ります。ポリッシャー研磨もバフや研磨剤を変えながら仕上げていきます。作業時間は60分~になります。

劣化の後期では「ハードコート層の剥離・ひび割れが酷く、ライト本体にクラック(ヒビ)が発生」します。クラックがライト表層で留まっている場合は基本上記同様の作業でペーパー研磨工程を多めにする事で綺麗に修復可能な場合があります。しかし、多くの場合は完全にクラックを除去する事は難しく多少クラックが残存してしまいます。ですが、それでも状態としては大幅な改善が見られますので多くのお客様がご利用になります。作業時間は90分~になります。

【コーティング】又は 最新アイテム【ヘッドライトスチーマー】
劣化した表面の研磨が終わり綺麗になっても、一旦傷んだハードコート層や、ハードコート層を除去してしまったライトはそのままでは紫外線の影響でまた短期間で横変やクラックが進行します。その再劣化を防止するのが「ヘッドライトコーティング」です。ライトに使用するコーティング剤は樹脂に定着しやすい専用の配合に処方さてれています。

【コーティング剤】
ボディーコーティングでもお馴染みのエシュロンブランドの「ECHELON for Headlight」です。
一般的な有機質のコーティングでは紫外線による劣化を防ぐことは難しいですが本製品はアルコキシランを主成分とし、その含有量を通常のボディコーティング用よりも高めることで、溶剤の濃度を調整してポリカーボネートへの影響を防いでいます。また、被膜は強力なシロキサン結合をもったガラス被膜で、紫外線による劣化に強く長期間ヘッドライト表面を保護できます。


作業紹介
ここでご紹介する工程・使用機械類等は一例です。
状態に合わせて研磨機・バフ・コンパウンド等を変えてライト表面を整えていきます。

車種:アルファード

研磨前
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オービタルサンダー研磨
ペーパー又はバフレックスを劣化状態に合わせて選択

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ウールバフ シングルポリッシャー研磨
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ウレタンバフ シングルポリッシャー研磨
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低反発ウレタンバフ
ギアアクションポリッシャー研磨
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研磨工程完了
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ヘッドライト専用
コーティング剤塗布




コーティング剤拭き上げ







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