カーラッピング画像集Ⅱ

カーラッピング
ラッピングシート
カーボンシート
3Dカーボン柄

車種:ホンダ N-Box

◎メッキ部分を黒くしたいとご相談をいただきました。

お打ち合わせの結果、フロント、リア、サイドに3Dカーボン調ラッピング施工と決定しました。
パーツごとにどこまで施工するかを細かくお打合せ致します。


まずはノーマル(施工前)状態の画像です。





~~~ここから施工~~~

まずは、フロント部分から…
パーツごとに透明フィルムで型取り


今回の施工ではパーツ全てに施工する方法ではなく、貼り分けをする為に「ナイフレステープ」なる物を使用します。
カッターで直接カットするとキズが入るのでカッターは極力使用しません。
緑色のテープの中心に丈夫なナイロン糸が入っていてこれを対象物に平行に引くことでラッピングシートを切る事ができます。



ナイフレステープの準備ができたら、先ほど作成した型取りフィルムを利用して大きめにカットしたラッピングシートを柄(模様)の向きや角度に注意して位置を決めます。



位置が決まったら先端にフェルトを張りつけた3M製のスキージーで空気を押し出して行きます。



空気を丁寧に全て押し出したら最初に準備してあった「ナイフレステープ」でカットしていきます。



全てカットしたら余分なシートを除去します。
既にカットされていますので簡単に剥がれます。



次に、見えているテープとシートの中に残ったテープを引っ張って取り残さないように除去します。



次のパーツです。
柄(模様)がズレないようにしっかりと位置決めをして先ほどの作業を繰り返し全てのパーツへ施工していきます。





全ての施工が終わったらヒートガンで確実に接着します。

※熱を掛けてシートを引っ張って施工した場合はその部分に「ポストヒーティング」という作業が必要ですが今回は殆ど常温での貼り付けなので必要ありません。

【ポストヒーティングの説明】
ヒートガンで加熱し伸ばして密着させた部分は数時間後、数日後には縮んで(浮いて)剥がれてきます。
これは熱可塑性の影響です。
熱を加えて90度まで温度を上げる事でこれを防止できます。
この作業を「ポストヒーティング」と言います。
この作業でシートが元の状態に戻ろうとする「熱可塑性」の性質を失わせる事ができてシートの縮みが発生しなくなります。



よく圧着します。



フロント部分の完成!
~右前から~



~左前から~




フロント部分と同様にリア部分も作業を進めます。



柄(模様)を合わせは必須です。

※柄(模様)合わせを無視して材料から切り出したほうが多少安くできますが、やはり仕上がり重視で必ず合わせますね~



リア部分の完成です。



サイド部分はアウターハンドルのトップ部分のみ施工です。
あまり巻き込み部分を多くすると施工難易度が上がりその分施工価格も上がってしまいます。





運転席ドアのキーシリンダー!!
ここも気になるようでして施工を依頼されました。


2段になっているのでまずは1段目に施工。
段差がなかなか埋まらない為、3枚施工しました。




そして2段目を施工して完成です。

※ここで私(施工者)の拘りで、段差をあえて微妙に残してうっすらと段差の陰影が出るようにしてあります。
これに限らず、物は立体感や、陰影が出ることで高級感が出ると思います。





完成!!

明るい所で撮影しました。
















施工金額はweb担当:山本までお問い合わせください。

閲覧の皆様、お気付きでしょうか?
リアハッチのエンブレムが無くなっています…

エンブレムも無いほうがいいとの事で取り外しました。

◎エンブレム外し~研磨の画像
(別窓で開きます)

オーナー様、ホームページ閲覧からのご来店、施工、誠にありがとうございました。
撮影・ホームページ掲載にもご協力いただきましてありがとうございました!

また、お気軽にご来店ください。
お待ちしております。m(_ _)m

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