リアガラス1枚貼り施工①
- リアガラス1枚貼り施工
フォルクスワーゲン ポロ
- 動画ページに移動
動画で見る「ポロ」リアガラス1枚貼り施工
フィルム施工開始
フィルムを乗せてシワを確認
湾曲はかなり強いです…。
(施工難易度→最大クラス)
フィルムをガラスに乗せて中央よりやや上あたりを基準に固定し、フィルムの両端のシワを延ばし上下にシワを持っていきます。
シワを上下に持っていく理由は熱加工できる方向性があって両端は熱加工ができない為です。
熱成形
ヒートガン(高温ドライヤー)で曲面に合うように熱成形します。
フィルムを溶かさないようにゆっくり慎重に成形します。
部位にもよりますがこの作業でフィルムを溶かしてしまうとフィルムを変えて最初からやり直しになります。
ガラス下部の成形が半分くらいできたところです。
ガラス下部の成形が完了したところです。
上部も成形して熱成形の作業が完了しました。
成形前と比較してシワが取れてガラス面にフィットしているのが確認できると思います。
カットラインの線引き
ダーマートペンシルでアウトラインをマークしてガラスからフィルムを取り外します。
カット
フィルムをカット台に乗せます。
先ほどのダーマートペンシルに沿って少し大きめにカットします。
カーブが多い車種の場合はフリーハンドで滑らかに仕上げ、直線が多い車種の場合は定規を使用してスッキリと仕上げます。
カット完了!
貼り付け作業
フィルムを剥がすボードに貼り付けます。
内張りの取り外し・養生
内張りが施工の障害になる場合や水分を吸い込みやすい素材の場合は予め取り外しておきます。
ガラス面の清掃
施工面の汚れや油膜を除去して水がはじかないようにします。
内装用WAXや強力な油膜・シール等の糊残りはこの作業で完璧に処理をします。
このひと手間が仕上がりに大きな差が生じます。
全部きれいにしました。
ヘラを使用して施工前の最終段階のお掃除です。
タオル等での掃除はゴミや繊維が残りやすい為使用しません。
セパレーター剥がし
フィルムのセパレーターを一旦剥がし、フィルムとセパレーターの間に石鹸水をたっぷり入れます。
そして、セパレーターを戻してこのように丸めて筒状にします。
ガラス面への貼り付け
ガラス面にもたっぷりと石鹸水を噴霧して筒状にしたフィルムをコロコロと伸ばしながら貼り付けます。
貼り付け直後はこんな感じに石鹸水と気泡がたっぷりです。
水抜き作業
フィルムを折ったりキズを付けないように注意して石鹸水と気泡をフィルム中央から抜いていきます。
ドット部の水抜き
ガラス周囲の水分が抜けづらい部分(ドット部)をプラベラとペーパータオルを使用してしっかりと処理します。
ここが不完全だと後々フィルムが浮いてきたり、剥がれる場合もあります。
養生
大量に石鹸水を噴霧しますので養生にも気を使います。
※施工前に養生します。
完了!